2014年02月21日

島本流お茶栽培 〜発酵力で旨みを追求

先週から、お茶栽培に用いる春肥えの発酵肥料の仕込みを開始しました。今週半ばには、その肥料も完成し、散布し、耕運致しました。この肥料づくりと散布は、とても重労働で、大変な作業となりますが、この肥料づくりが、品質が高く、収量が高いお茶栽培を実現する源になっています。また、その品質や、収量を毎年、維持することもできています。
その肥料づくりの方法を、まとめましたので、お伝えしたいと思います。

今回のお茶春肥えの配合は、こちらです。お茶園10a分です。肥料成分は、N16.6kg P17.1kg K12.2kgとなります。

木材チップ(ふるい済) 340kg
油かす 200kg
魚かす 60kg
豚骨粉 50kg
米糠 15kg
硫酸カリ 20kg
バイムフード 1.33kg
トーゲン 600g

まずは、木材チップ堆肥を振るいます。堆肥の粒の大きさを均一にします。
DSC00232_チップふるい.JPG

次にその堆肥を広げ、各材料を、その上に、広げていきます。
DSC02399_堆肥広げ.JPG

油かす、魚かす、骨粉です。
DSC02406_油粕投入.JPG

一度、堆肥と有機質材料を混ぜ合わせます。
DSC02422_有機材料攪拌終了.JPG

そして、その上に、米糠を散布します。
DSC02408_米糠投入.JPG

さらに、バイムフードを散布します。
DSC02423_フード投入.JPG

均一に、よく攪拌をします。
DSC02411_有機材料攪拌.JPG

混ぜ合わせたら、水分調整の為、水に、トーゲンを希釈し、その水を使って、水分を調整します。高級粒状の仕込み時と同様の水分量に調整をすれば、良いのですが、この水分調整が大変難しく、肥料の質に左右します。
DSC02427_水分調整.JPG

水分が整ったら、今の時期であれば、湯たんぽを投入し、発酵スタート時の温度を確保します。外気温は0度前後です。
DSC02429_湯たんぽ.JPG

最後に、山積みに盛り上げます。
DSC02431_仕込み終了.JPG

毛布、布団と、保温を十分にして、仕込みは終了です。これで、温度が上がるまで待ちます。
DSC02435_保温.JPG

2日後、いよいよ、1回目の切り返しとなりました。52度まで温度が上昇しています。
DSC00304_切り返し@.JPG

白く菌糸が繁殖していることも確認できます。すでに、もう、1回目の切り返しの状態で、ここまで、発酵が進みます。切り返しを、合計3回行い、完成となります。
DSC00307_切り返し@.JPG

3回目の切り返しです。このときは、温度が60度もありました。これ以上、温度を上げるわけにはいきません。
DSC00323_切り返しB.JPG

1回目の切り返し時と比べると、菌の繁殖も十分に進んでいます。
DSC00324_切り返しB.JPG

3回の切り返しが終わり、いよいよ、お茶園に肥料を散布したい所なのですが、発酵が終了したところで、硫酸カリを混和し、カリ成分を調整します。仕込み時に一緒に、混ぜてしまうと、発酵が進まない恐れがあります。
DSC00325_硫酸カリ混和.JPG

硫酸カリを混和しているときも、発酵熱で湯気をすごく感じます。
DSC00327_硫酸カリ混和.JPG

肥料が完成したところで、袋に分けていきます。袋に分けて、畝の間に均一に散布します。
DSC00337_分袋.JPG

お茶園にそれぞれ並べます。
DSC00341_散布.JPG

畝、一列、一列に、丁寧に散布します。
DSC00338_散布.JPG

畝の間には、このように、肥料が均一に散布をされています。そして、土の中へ、耕運して、作業は終了となりました。
DSC00339_散布耕運.JPG


このような大変な重労働ですが、この肥料づくりがあるからこその旨みが際立ったお茶を生産することができます。お茶栽培には、いろいろな方法がありますが、私たちは、このお茶栽培に自信を持ち、栽培を続けています。ぜひ、ご参考にしてください。










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2013年10月26日

びわ湖環境ビジネスメッセ、最終日です。

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おはようございます。本日が最終日となりました。
昨日は、1万2千人の方が、こちらの長浜メッセにご来場をされたそうです。
ほんとに今年は、たくさんの方がご来場を下さって、ほんと嬉しく思います。
ぜひ、本日もたくさんの方のご来場をお待ちしております。
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こちらが、ご来場下さったお客様に、一番に印象に残るバイム農場の土のサンプルの展示です。
とてもインパクトがあるようです。試験農場の開拓前の土と、現在の堆肥施用によって、できた良質な土壌のサンプルです。
堆肥の作り方、施用の仕方によって、このような硬い粘土の土壌でも、このようなフカフカの土に変わるということに、皆様大変驚かれます。
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実際の堆肥の作り方のパネルです。
本当は、農場に視察を頂けたときに、実際に現場をみてもらうことが一番なのですが、その時の流れを、まとめました。良質な発酵を伴う堆肥づくりの実際を、目にすることは、なかなかありませんので、初めてご覧頂く方は、大変なご興味を持って頂けます。

展示ブースは、とても小さいものですので、なかなか当社の農法のすべてを伝えきることは難しいところもございますが、少しでも、当社の土づくりの精神を、お伝えさせて頂ければと思っております。
どうぞ、よろしくお願い致します。
posted by 酵素の世界社 at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 関根研究員 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月24日

本日から開催です!! びわ湖環境ビジネスメッセ 1日目

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本日から、滋賀県長浜市にあります長浜ドームで、3日間、びわ湖環境ビジネスメッセが開催されます。
当社のブースも出展しております。ぜひ、お近くの方は、お越し下さいませ。
島本微生物農法について、まだまだ、ご存じのない方などに、なるべく簡単に、丁寧に、農法のことを伝えることができたら、嬉しく思います。また、農業関連の微生物資材の使い方や、効き方など、野菜づくりに関する疑問などでも、お気軽に、お声がけ下さい。
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当社で、販売をしています商品のサンプルもご用意しております。
なかなかカタログなどでは、伝わらないところも、ご確認ができると思います。
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先日の東京の出展では、展示をしませんでしたが、長浜では、酵素の会員様が、実際に栽培された野菜の展示もしております。
当社の資材を活用されて、有利販売を実現されている篤農家のこだわり野菜を、ぜひ、ご覧下さい。このような立派な野菜を栽培することができます。

会場になります長浜ドームへは、公共交通機関を利用した方が、遠方からのご来場には便利なようです。長浜ドームにあります駐車場は少ないので、大変な混雑が予想されます。駅からは、シャトルバスも出ているようです。お気をつけて、ご来場ください。
posted by 酵素の世界社 at 11:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 関根研究員 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする